完全栄養食(?)の玄米を圧力鍋で一升炊き。ズボラで健康な玄米食サイクルを紹介します

玄米は、人間に必要な栄養素がほぼ全て入った、いわゆる「完全食」。

特に野菜が高価な昨今、ビタミン・食物繊維を摂取するのに有効な選択といえます。

しかし、普通に炊くと固くて食べにくいのが難点。

そこでオススメなのが、圧力鍋を使って炊くこと。

圧力鍋なら、炊飯器の3倍くらいの量を一度に炊けます。

炊飯の回数が減ってラクです。準備と後片付けの回数も3分の1。

ズボラな人に向いています。ただし、一回の手間はかかりますが。。。

今回は、

  1. 圧力鍋で玄米を炊く 
  2. ラップに包んで(おにぎり)冷凍する 
  3. 解凍(レンチン)して、冷ます
  4. おにぎりのまま食べる

というズボラさん向けのサイクルについて紹介します。ぜひ参考にしてください。

完全栄養食(?)玄米を圧力鍋で一升炊き。ズボラで健康な玄米食サイクルを紹介します

用意するもの・材料(玄米10合分)

  • 圧力鍋: 容量 5.5L
  • ボウル・ザル
  • 玄米: 1400g(10合・カップよりも、スケールで重さを計ると楽です)
  • 水: 1650ml
  • 塩: 大さじ1杯半(ミネラル分を含む天然塩)

圧力鍋で玄米を炊く手順

  1. 玄米を砥ぐ。揉み洗いで表面にキズをつけると、水を吸いやすくなります
  2. ザルで水を切ってから、圧力鍋に玄米を入れる
  3. 水を入れる(炊飯器のような目盛りが無いので、計量して投入)
  4. 塩を入れて混ぜる
  5. 50分以上漬け置き
  6. 火にかける(中~強火)。加圧後は弱火で25分。
  7. 圧が抜けるまで蒸らして、炊きあがり。
  8. 適量(140g)ずつラップに包んで、冷凍保存。

炊いた玄米の食べ方(ズボラ&健康志向)

おすすめは、

  1. レンチンで解凍 
  2. 冷ます
  3. おにぎりのまま食べる 

です。洗い物も出ないのでラクです。

朝に解凍して、お昼の弁当にするといった食べ方がいいでしょう。

健康にも良いです。ポイントは下記の通り、

  • 白米よりも玄米の方が、糖の吸収が遅い
  • 炭水化物は冷めた方が、糖の吸収が遅く、腸内の善玉菌のエサになる
  • 炭水化物は、食事の最後に摂ることで、糖の吸収が遅くなる

せっかく健康志向な玄米なので、食べ方も気を付けたいところ。

玄米食におすすめの圧力鍋

圧力鍋の選び方として、

  • 日本メーカー(ワンダーシェフなど): 豆類・根菜など向けなので高圧。玄米にも向いている。
  • 海外メーカー(ティファールなど): シチューなど、低圧で長時間煮込むタイプが多い。

という特徴が一般的にありますが、好みで決めてよろしいかと思います。

まとめ

  • 玄米は、人間に必要な栄養をほとんど含む「完全食」。
  • 圧力鍋を使えば、一度で多く炊けるので楽。
  • 10合(1升)炊くなら、玄米1400g・水1650ml・塩大さじ1杯半で、加圧後弱火で25分。
  • ラップに包んで冷凍・解凍。そのまま食べると洗い物が無くて楽。
  • 冷めたまま食べると、体に良い。

といった内容でした。

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